GT-R 足回り検討⑥
さてここまで決まってから、ふと疑問。
NISMOに聞くと、これだけゴムブッシュが全部死んでるなら、サブフレームごと交換する方が安い、と言われた。
R32~R34GT-Rは前後マルチリンクサスなので、ダブルウィッシュボーンよりもリンク数が多く(だからマルチリンクという名前なのだが)、そのブッシュと全部のリンク端についてるブッシュを抜き換え、というのは途方もない作業量になり、おまけにリアなどはそれらを結合しているサブフレームとメインフレームの間のブッシュまで死んでる。
駐車場に油が垂れてたくらいなので。
NISMOのGT-Rリフレッシュメニューでも、この足回りのレストアはかなり入念にやってくれるが、一部のサーキット使いは別にして、大抵、まるごと交換する方が早く安い、という結論になってるらしい。
しかしこれで蘇ると、新車以上のハンドリングと乗り心地になる、というから何ともワクワクである。
車の買い替え?そんなもん金の無駄、エコじゃない、というのも納得。
そこで。
まるごと交換はいいのだが、コイルとショックはいつの段階で入れれば?
というのが疑問なのだ。
最初に入れるにしても、古いリンクを外し、アイバッハ&オーリンズセットを付け、また古いリンクを取り付け、アライメントぐちゃぐちゃのままNISMOに持ってけ、というのもビミョーな話である。