GT-R 足回り検討④ ~オーリンズ~
オーリンズを調べてみると、なんと!
R32向けのモデルがあるではないか!
しかも、コイルもなんとアイバッハと共同開発のもの…
これは是非試す価値あり!
というわけで、オーリンズに決定。
オーリンズには、DFV【Dual Flow Valve System】というネジ式車高調整モデルと、PCV【Palarel Compression Valve】というものがある。
メーカーによると、
「PCV=パラレル・コンプレッション・バルブ。直訳すれば“並列にセットされた圧縮側の弁機構”。
つまりメインピストンに加え、並列に働くもう一つのサブピストンを設けることにより圧縮時におけるシリンダー内のオイルの流れをコントロールし、理想的な減衰特性を実現させることができました」
とある。
要するに、スポーツ向けセッティングとコンフォート向けセッティングを両立させようとするショックは多いが、この2つの相反する動きの境目がスムーズでなく応用に欠けるものが多い(例えば高速での継ぎ目段差等でのピーキーな動き等)、よってそこをスムーズにした、という事らしい。
だがこのPCVモデル、車高調整はなく、アイバッハスプリングの恩恵によって、車高ダウン量が決まってしまっている。
そしてDFVは、どうやらPCVとは違う次世代版、という事のようだ。
昔から思っていた事だが、一般には伸び側速度が遅いショックが多く、これが荒れた路面では追随性を損ねていたが、これをDFVで解決したという事らしい。
PCVには20段階減衰調整があり、DFVは20段階調整+DFVによる自動調整、という事で、これは自動的にDFVで決定。
後発のDFVの方が在庫もありそうだし、このメーカーなら、約10年後にヘタったサスを交換する時でも、何らかの改良モデルを出しそうな感じがする。
万が一の事を考え、予備のサスをストックしといた方がいいと思ったが、これは改良が一通り終わったら考える事にしよう。
その前に色んな在庫パーツを置くスペースがある家に引っ越すのが先決になるので。
家のバルコニーがパーツだらけでは妻の表情を想像するのは難しい事ではない(笑)