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タイヤ追加購入~陸運局は手抜き役所~

R32ならタイヤ幅265mmでもイケなくもないのだが、
車検でのはみ出し基準が多少厳しくなっている事も考慮しなければいけない。
以前は法律に則って、車軸を中心として、それぞれ車端側30度以内、内側(ドア側)50度以内に交わる2平面が車体フェンダー部分より車両の外側方向に突出していないもの…だったのだが、
最近では、ネガティブキャンバー設定車に対応する為と、
陸運局も測定がめんどくさいのか、車軸中心直上から糸を垂らして、タイヤ、ホイール等が触れたらアウト、にしているらしい。
文句を言えば30度50度の理屈も通るかもしれないが、不服申し立て手順にしないといけなくてけっこうめんどくさいらしい。
要するに昨今は、審査官が気分でNGと言ったらそれまで、という帝国主義っぽくなっているとの車検屋の弁。
なので255にしておけば、タイヤの選択肢も多少はあるのでベスト、となった。
255/40R17であれば、純正の外径635mmに近いので決まり。

外径が変わると速度計にも誤差が生じるが、そんな事はこのワシにはどうでもよくて、
GT-Rの4WDシステム、ATEESAのセッティングがミスマッチしてしまう。
ATEESAシステムは、前後輪サイズだけを合わせればいい、と思っている諸兄も多いだろうが、
どっこい、それだけではなさそうなのである。
純正システムでは外径635mm±5mmの範囲でのタイヤ空転測定とギヤ比、そのデータによって前輪へのトルク配分を決めている。
これがタイヤ外径を変えると、当然空転測定も誤差が生じ、カーブ脱出時に前輪トルク配分が意図した働きをしなくなる可能性がある。
なので外径は純正に準じ、ATEESAのプログラミングを変えるのはもっと先で考えることにした。

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