タイヤ追加購入~何を買うか~
ワシの方としては、とりあえず今は余計な金はない、しかも夏用タイヤも買わないといけない、
このスタッドレスはあと1シーズンくらいは使えそう、という事で、17インチ夏用タイヤを購入する事にした。
ドライ&ウェット時の両方の性能第一で考え、迷う事なく
当時一般販売向けでもっとも高性能だったBSのPOTENZA(ポテンザ)RE-01Rで決まり。
なぜなら、F1参戦するようになってから、ブリヂストンは性能、特に耐久性が更に高まった。
それは以前のtypeMでもRE710、710kai、711、RE-01と履き継いできたから判る。
ドライ&ウェット性能での制動距離の短さといったら他社は全く比較にならない。
typeMはABS(アンチロックブレーキ)がついてなかったのだが、必要ないくらいだった。
更に食いつきがすごい為、ちょっとオーバースピードでコーナーに進入してもオーバーステアになりにくい。
ダンロップやヨコハマ装着時は、POTENZAと同じつもりでコーナーに突っ込んでドリフト族になってしまった事が何度もあるので(笑)
逆に言えば、POTENZAはドリフト族には全く向いてないタイヤと言える。
ただしもちろん、ややネガティブキャンバー(いわゆるハの字)ぎみの正しいアライメントセッティングを維持しないと、100%性能発揮はできない。
タイヤのイン側とアウト側を均等に使いつくす、という前提で作られている。
ネガティブキャンバーが正規の値になっている車(GTカー、スポーツカー)にしか向いてない、という事も言えるだろう。
という性能面の圧倒的な高さに加え、以前はすぐツルツルになってしまっていたコンパウンドが、モデルチェンジの度に寿命がだんだん長くなっていった。
…価格もそれなりに高くはなってはいたが。
しかし、アスリートにガラスの靴を履かせるのは間違いであり、空転しにくいタイヤを履く方が、エンジンの出力を無駄なく伝達できる。
結果、アクセルを開ける時間が短くなり、燃費面でも得をする。