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R32の日常③~過労死したクラッチレリース~

ある日のこと。
都内某有名すし屋に食いに行こうという事になり、GT-Rで向かった。
すし屋の近所に着き、駐車場に入れようとした時。
クラッチが急に軽くなった。教習者か軽トラ並みに(笑)
というか、踏んでも戻らなくなった。
ん?
ギアをニュートラルにしたら、そこで終わった。
エンジンは問題ないが、もうどこのギアにも入ってくれない。
直結状態でクラッチが死んでしまった。
仕方ないので手押しで駐車場にねじ込み、JAF呼んで、来るまでの間にすしを食い、食い終わった頃にJAFが来て、楽しくレッカーされて自宅へ。
いつもの工場に連絡し、オヤジが来て持っていってくれた。
翌日、オヤジからの電話で
「あんなところがぶっ壊れるなんて珍しい…クラッチレリースレバーが完全に死んでるよ。一体どうしたの?」
と聞くから、普通に使ってただけだ、と答えたが、
「もしかしてクラッチかなり多用してる?」
というので、減速時は必ず2速になるまでエンジンブレーキで落としてる、と言ったら
「原因、それ。だからブレーキパッドの減りが少ないわけか~」と言われた。
事実、ワシは車検ごとでも換えなくていいくらいブレーキの持ちがいい。
エンドレスの強化用ブレーキパッドにしているにも関わらず、である。
その理由は、エンジンブレーキの多用にあったわけだ。
レース時代からの名残とクセで、減速時は必ずエンジンブレーキにしている。
マニュアル車に乗ってる人の半分以下の時間しかフットブレーキを踏んでない。
それどころかAT車の場合でもセレクターレバーを使って減速時のエンジンブレーキをするくらいだ。
その結果、普通の人が壊さないような場所を劣化させる、という事になるが、ちょくちょくブレーキパッドを交換するよりは経済的、なのかもしれない。